クリスタルガイザー シャスタ

クリスタルガイザーシャスタはおいしいミネラルウォーター?

近年、日本におけるミネラルウォーターの消費量は年々増加しており、
飲料水として多くの種類の国産、外国産のミネラルウォーターが販売
されています。

 

 

そのためおいしい水を選ぶ際に迷う場合が少なくありませんが、その
一つであるクリスタルガイザーシャスタはおいしいミネラルウォーター
でしょうか?

 

 

個人的においしい水とは、ミネラルや炭酸ガス、酸素を適度に含み有害
物質が含まれていない自然のままの水であると思います。

 

 

昭和60年4月に厚生省(現在の厚生労働省)が発足させた「おいしい水
研究会」が示したおいしい水の要件は、

 

 

カルシウム、マグネシウム等のミネラルや炭酸ガスを適度に含み、過マ
ンガン酸カリウム消費量(水に含まれる有機物の指標)、残留塩素、臭気
強度が一定の数値以下で、水温が20℃以下などが示されました。

 

 

カルシウム、マグネシウム等のミネラルや炭酸ガスは、水の味を左右する
要素です。

 

 

ミネラルが適度に含まれているとまろやかでくせがなくおいしい水になり、
マグネシウムが多くなると苦みや重たい感じが増していきます。

 

 

また炭酸ガスが適度に含まれている水は、さわやかな味になります。

 

 

「おいしい水研究会」が挙げたおいしい水の水質要件の一つは硬度が
10〜100mg/Lであり、この数値の硬度は軟水です。

 

 

硬度とは水1Lに溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表した数値
であり、硬度の数値が低いと軟水、高いと硬水です。

 

 

軟水は日本に多くカルシウムとマグネシウムの量が少ないので味にくせ
がなく、円やかで飲みやすいので水分補給に適しています。

 

 

硬水はヨーロッパに多く硬度が高いほど重たい感じや独特の風味があり、
個人差はありますが飲みにくくなります。

 

 

結局、おいしいミネラルウォーターとはクリスタルガイザーシャスタ(硬度38mg/L)
のような自然のままの軟水の天然水であると思います。

 

 

ただし健康のためにミネラル補給を目的にしている場合は、フランス産の
ヴィッテル(硬度315mg/L)などの硬水のミネラルウォーターが適しています。

 

 

クリスタルガイザーシャスタはマウントシャスタのふもと、標高1130メートル
が水源です。

 

 

水は氷河から溶岩石へ浸み込み湧水になり、山から湧き出た水を直接
ボトリングしているため、水の清らかさが特長です。

 

 

水源の上流では人工的な活動がなく、水源は保護されたエリアにありボ
トル工場との間は自然そのままが残されています。

 

 

⇒おいしいミネラルウォーター クリスタルガイザーシャスタ